たんぱく質は、三大栄養素の一つであり、筋肉・臓器・皮膚・酵素・ホルモンなど、身体を構成する主要な材料となる栄養素である。主にアミノ酸という小さな単位から構成されており、体内では約20種類のアミノ酸が利用される。
そのうち9種類は必須アミノ酸(EAA)と呼ばれ、体内で合成できないため食事から摂取しなければならない。一方、体内で合成可能なものは非必須アミノ酸と呼ばれる。たんぱく質を多く含む食品には、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などがある。
筋力トレーニングによって筋肉に微細な損傷が起きた際、たんぱく質がその修復と筋肥大に重要な役割を果たす。トレーニング後にはアミノ酸プールからアミノ酸が供給され、超回復の過程で筋繊維が強化される。
このため、筋トレ実践者は一般の人よりも多めのたんぱく質摂取が推奨されており、一般的には体重1kgあたり1.2〜2.0g程度が目安とされる。
トレーニング後30分〜1時間以内のゴールデンタイムにたんぱく質を摂取することで、筋合成が最大化されるとされる。手軽にたんぱく質を補う手段として、プロテインパウダーの利用も一般的である。
たんぱく質は筋肉だけでなく、健康な身体の維持に欠かせない重要な栄養素である。運動の有無を問わず、日々の食事から十分な量をバランスよく摂取することが望ましい。