1RM(ワンレップマックス)

1RM(ワンレップマックス)とは、特定の筋力トレーニング種目において、1回だけ持ち上げることができる最大重量を指す指標である。トレーニングプログラムの強度設定や進捗管理において非常に重要な基準である。

目的と活用

1RMは、トレーニングの負荷強度(%1RM)を決定するために用いられる。以下のような活用法がある:

  • トレーニングプログラムの設計(例:70%1RMで10回)
  • 筋力の評価と記録
  • 種目ごとの進歩状況の可視化

計測方法

1RMは実測または推定によって算出できる。実測には十分な準備と安全確保が必要となるため、初心者や一人で行う場合は以下のような推定式を利用することが一般的である。

例:Epley(エプレイ)式

1RM ≒ 使用重量 × (1 + 0.0333 × 挙上回数)

例:60kgを10回挙げられた場合
→ 60 × (1 + 0.0333 × 10) = 約80kg

注意点

  • 実測1RMは関節や筋への負担が大きいため、正しいフォームと十分なウォームアップが必須である。
  • 初心者は無理に実測せず、推定値をもとにトレーニングを組むことが推奨される。
  • 種目によって1RMの精度や意味は異なるため、コンパウンド種目ベンチプレススクワットデッドリフトなど)での利用が多い。

関連項目