アフターバーン効果とは、運動後も体が通常より多くのエネルギー(カロリー)を消費し続ける現象のことである。正式には「EPOC(Excess Post-Exercise Oxygen Consumption)」と呼ばれ、「運動後過剰酸素消費量」と訳される。
激しい運動を行った後、体は以下のような働きを通じて回復を図る:
これらの過程では酸素とエネルギーを必要とするため、運動後も基礎代謝が一時的に上昇した状態が続く。この状態がアフターバーン効果である。
アフターバーン効果は、強度の高い無酸素運動やインターバルトレーニングで特に顕著である。以下のような運動が該当する:
有酸素運動でもある程度の効果はあるが、心拍数が上がり、酸素不足に陥るような強度が必要となる。
アフターバーン効果の持続時間は、数時間〜最大で48時間程度とされている。ただし、以下の要因で変動する:
消費カロリーは個人差が大きいが、1回の高強度運動で50〜200kcal程度の追加消費が起こるとされている。
アフターバーン効果は、トレーニング後も脂肪燃焼を継続させる仕組みとして注目されている。短時間でも強度の高い運動を取り入れることで、効率よく体脂肪を減らすことが可能となる。ただし、無理のない範囲で継続的に行うことが重要である。