アイソメトリック収縮

アイソメトリック収縮とは、筋肉が力を発揮しているにもかかわらず、筋長が変化しない収縮形態を指す。これは「等尺性収縮」とも呼ばれ、関節の角度が変わらない状態で筋に緊張が生じるのが特徴である。


特徴

アイソメトリック収縮では、筋肉は動作を伴わずに緊張状態を維持する。例えば、壁を押す、プランク姿勢を保持する、スクワットの姿勢で静止するなどが該当する。

  • 筋肉の長さ:変わらない
  • 関節の角度:固定される
  • 発揮される張力:高い

トレーニングでの活用

筋力筋持久力の向上、特定関節の可動域での強化、またはリハビリテーションなどで応用される。

例:

  • 壁に向かって押し続ける「アイソメトリックプレス」
  • プランクによる体幹の強化
  • バーベルを一定位置で保持する「静的保持トレーニング」

他の筋収縮との違い

種類 筋長 動作
アイソメトリック収縮 一定 なし プランク
コンセントリック収縮 短縮 あり アームカール(上げ)
エキセントリック収縮 伸張 あり アームカール(下げ)

注意点

アイソメトリック収縮は血圧上昇を引き起こす可能性があるため、高血圧の人は注意が必要である。息を止めずに呼吸を意識して行うことが望ましい。


関連項目