# カーフレイズ
カーフレイズ(calf raise)は、[ふくらはぎ](/term/calf/)の筋肉である[腓腹筋](/muscle/gastrocnemius/)および[ヒラメ筋](/muscle/soleus/)を鍛えるためのトレーニング種目である。足関節の底屈動作(つま先立ち)を繰り返すことで、筋肥大や筋持久力の向上を図る。
## 主な効果
- ふくらはぎの筋肥大
- 地面を蹴る力の向上
- バランス能力の向上
- [アキレス腱](/term/achilles_tendon/)や足関節の強化
- 足部から下肢全体のパフォーマンス向上
## 主なバリエーション
### スタンディングカーフレイズ
- 立位で行う基本的なカーフレイズ
- 腓腹筋への刺激が強い
- 自重またはバーベル・ダンベルなどを用いて負荷を加える
### シーテッドカーフレイズ
- 座位で膝を曲げた状態で行う
- ヒラメ筋への関与が高まる
- 専用マシンや膝上にダンベルを置いて行う
### シングルレッグカーフレイズ
- 片足ずつ行う
- 筋力バランスの改善や安定性向上に効果的
## フォームと実施ポイント
1. 肩幅に足を開き、つま先を正面に向ける。
2. かかとを高く持ち上げ、ふくらはぎを収縮させる。
3. ゆっくりとかかとを下ろし、筋肉の伸展を感じる。
4. コントロールされた動作で反復。
- 動作は反動を使わず、可動域を意識する。
- 足の向きを変えることで刺激部位を変える(内側・外側への偏重)
- 回数は10~20回を1セットとし、3セット以上を目安とする。
## 注意点
- 反動や勢いを使うと効果が薄れる
- 足関節の可動域が狭い場合は無理せずストレッチを併用
- 筋肉痛が強く出やすいため、段階的に負荷を調整する
## 関連種目・器具
- [ドンキーカーフレイズ](/term/donkey_calf_raise/)
- [フォームローラー](/term/foam_roller/)
- [アキレス腱](/term/achilles_tendon/)
- [ヒラメ筋](/muscle/soleus/)
- [腓腹筋](/muscle/gastrocnemius/)
## カーフ強化の重要性
ふくらはぎの筋力は、スプリントやジャンプ動作だけでなく、歩行の安定性や膝関節の負担軽減にも関与する。特にアスリートや高齢者にとって、転倒予防・パフォーマンス向上の両面で非常に重要な部位である。