カテコールアミン

カテコールアミン(catecholamines)とは、副腎髄質交感神経末端から分泌される、生理活性の高い化学物質の総称である。主にアドレナリン(エピネフリン)、ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、ドーパミンの3つが含まれる。

分泌と役割

カテコールアミンは、ストレスや運動、恐怖、低血糖などの刺激によって分泌される。特に無酸素運動や高強度のインターバルトレーニングにおいて、急激な分泌が観察される。

主な生理作用は以下のとおりである:

  • 心拍数や血圧の上昇(心拍出量の増加)
  • 気管支拡張(酸素供給の促進)
  • 血糖値の上昇(肝臓でのグリコーゲン分解促進)
  • 脂肪分解の促進(脂肪燃焼効果)

運動との関係

高強度のトレーニング強度では、カテコールアミンの分泌が急激に増加し、エネルギー動員を加速する。特に、[1rm/]を基準とした高重量トレーニングや、[rpe/]が高い運動負荷においてその効果が顕著となる。

また、これらのホルモンは成長ホルモンの分泌を促進する作用もあることから、筋肥大筋力向上にも間接的に寄与する。

代表的なカテコールアミン

名称 主な分泌部位 主な作用
アドレナリン 副腎髄質 心拍数増加、気道拡張、脂肪分解促進
ノルアドレナリン 交感神経末端 血管収縮、血圧上昇
ドーパミン 中枢神経系 モチベーション、快感の制御

関連項目