# 心拍数

**心拍数**とは、一定時間内(通常は1分間)に[心臓](/term/heart/)が拍動する回数を指す。単位は「bpm(beats per minute)」で表される。心拍数は[自律神経系](/term/autonomic_nervous_system/)によって調節されており、身体活動や感情、健康状態によって変動する。

## 基礎知識

安静時の心拍数(安静時心拍数)は健康の指標となり、一般的に60〜100bpmの範囲が正常とされる。ただし、[有酸素運動](/term/aerobic_exercise/)を継続的に行っている人では、40〜60bpmと低めになることが多い。

### 主な分類

- **安静時心拍数**:安静にしている状態での心拍数。
- **最大心拍数**:理論的に達しうる最大の心拍数。  
  一般に「220 − 年齢」で計算される。
- **目標心拍数**:[運動](/term/exercise/)時の強度設定に使われる心拍数。最大心拍数の50〜85%が目安とされる。

## 心拍数の測定方法

心拍数は以下の手段で測定される:

- 手首や首の動脈に指を当てる方法
- 心拍計や[ウェアラブルデバイス](/term/wearable_device/)
- [心電図](/term/electrocardiogram/)

## 心拍数と健康

心拍数は[心肺持久力](/term/cardiorespiratory_endurance/)、[ストレス](/term/stress/)、[体調](/term/physical_condition/)などの指標としても用いられる。慢性的に高い心拍数は、[高血圧](/term/hypertension/)や[心血管疾患](/term/cardiovascular_disease/)のリスクを高める。

一方、低すぎる心拍数(徐脈)や不整脈などは、医療的な対応が必要な場合もある。

## 心拍数とトレーニング

トレーニング時の心拍数の管理は、安全かつ効果的な運動を行ううえで重要である。  
特に[高強度インターバルトレーニング](/term/hiit/)や[持久系スポーツ](/term/endurance_sport/)では、心拍数を基準にトレーニングゾーンを設定することが一般的である。

## 関連項目

- [心拍変動](/term/heart_rate_variability/)
- [運動強度](/term/exercise_intensity/)
- [自律神経](/term/autonomic_nervous_system/)
- [有酸素運動](/term/aerobic_exercise/)