# 活動代謝

**活動代謝(Activity Energy Expenditure, AEE)**とは、日常生活や運動によって消費されるエネルギーの総称であり、**基礎代謝**に次いでエネルギー消費量の大きな要素である。個人の活動レベルに応じて変動し、[ダイエット](/term/diet/)や[ボディメイク](/term/body_make/)において非常に重要な役割を担う。

## 活動代謝の構成要素

活動代謝は主に以下の2つに分類される:

- **運動誘発性活動代謝(Exercise Activity Thermogenesis, EAT)**  
  トレーニングやスポーツなど、意図的な運動によるエネルギー消費。
  
- **非運動性活動熱産生(Non-Exercise Activity Thermogenesis, NEAT)**  
  通勤、掃除、買い物、姿勢保持、歩行など、日常生活での非運動的な動きによる消費。

## 消費エネルギーの割合(例)

1日の総エネルギー消費量(TDEE)のおおよその内訳は以下の通り:

- [基礎代謝](/term/basal_metabolism/):60〜70%  
- 活動代謝:20〜30%  
- [食事誘発性熱産生(DIT)](/term/dit/):10%前後

## 活動代謝の向上方法

- 日常生活での歩数を増やす(例:階段の使用、通勤時の徒歩)
- デスクワーク中のスタンディングやストレッチ
- 家事や趣味など身体を使う活動の積極的な実施
- トレーニング習慣の導入(特に[筋トレ](/term/strength_training/)と[有酸素運動](/term/aerobic_exercise/))

## 筋トレとの関係

[筋トレ](/term/strength_training/)はEATを高めるだけでなく、筋肉量の増加によって[基礎代謝](/term/basal_metabolism/)も向上させる。さらにトレーニング後の**EPOC(運動後過剰酸素消費)**により、安静時の代謝も一時的に高まる。

## 注意点

- 活動代謝は加齢や生活習慣の変化によって低下する
- 座りがちな生活(セデンタリーライフスタイル)は代謝を著しく低下させる
- NEATは個人差が大きく、意識的な習慣化が重要

## 関連項目

- [基礎代謝](/term/basal_metabolism/)
- [食事誘発性熱産生(DIT)](/term/dit/)
- [ダイエット](/term/diet/)
- [非運動性活動熱産生(NEAT)](/term/neat/)
- [トータルエネルギー消費量(TDEE)](/term/tdee/)