# 可動域(Range of Motion)
**可動域**(range of motion, ROM)とは、関節が自然に動かせる範囲、すなわち関節運動の角度的な広さを指す。トレーニングにおいては、筋肉に対してより深く刺激を与えるために、できる限り広い可動域で動作を行うことが推奨される。
## 種類
- **関節可動域**:関節そのものの動作範囲。たとえば、肩関節や股関節は比較的自由度が高く、広い可動域を持つ。
- **運動可動域**:トレーニング動作において、ウェイトや身体をどの程度動かせるかという範囲。フォームや柔軟性、筋力などの影響を受ける。
## トレーニングにおける重要性
- 広い可動域で行う[トレーニング](/term/training/)は、筋肉の伸展と収縮の両方を最大限に活かすことができる。
- 可動域が狭いと、[筋肥大](/term/hypertrophy/)や可動性の向上において非効率となる可能性がある。
- 一方で、過剰な可動は[怪我](/term/injury/)のリスクを高めるため、個人の柔軟性と目的に応じた範囲で行うことが重要である。
## 向上方法
- **動的ストレッチ**:トレーニング前に行うことで、可動性を向上させつつ身体を温められる。
- **静的ストレッチ**:トレーニング後や別日に実施することで、柔軟性の長期的な向上を図る。
- **フォームの見直し**:正しい[トレーニングフォーム](/term/training_form/)を身につけることも、可動域の確保には重要である。
## 可動域の例
- [スクワット](/term/squat/)では、股関節と膝関節の屈曲・伸展による上下動があり、深くしゃがむことで可動域が広がる。
- [ベンチプレス](/term/bench_press/)では、バーベルが胸につくまで下ろすことで、肩関節の可動域を十分に使える。
## 関連項目
- [トレーニング](/term/training/)
- [筋肥大](/term/hypertrophy/)
- [ストレッチ](/term/stretching/)
- [トレーニングフォーム](/term/training_form/)