# 腓腹筋
[腓腹筋](/muscle/gastrocnemius/)は、[下腿三頭筋](/muscle/triceps_surae/)を構成する主要な筋肉の一つであり、ふくらはぎの表層に位置する。見た目にもわかる盛り上がった筋腹を持ち、美しい脚線や跳躍力の向上に寄与する筋肉として重要である。
## 解剖学的位置
腓腹筋は、[大腿骨](/term/femur/)の内側顆および外側顆から起始し、[アキレス腱](/term/achilles_tendon/)を介して[踵骨](/term/calcaneus/)に付着する。表層にあり、深層に位置する[ヒラメ筋](/term/soleus/)とともに、下腿三頭筋を形成する。
## 主な作用
- 足関節の[底屈](/term/plantar_flexion/)
- 膝関節の[屈曲](/term/knee_flexion/)
腓腹筋は、膝関節を跨ぐ二関節筋であるため、膝の状態によって作用に変化が生じる。
## トレーニング方法
腓腹筋を鍛えるには、膝を伸ばした状態で足関節の底屈を行うことが有効である。主なトレーニング例として以下が挙げられる:
- [スタンディングカーフレイズ](/term/standing_calf_raise/)
- [ドンキーカーフレイズ](/term/donkey_calf_raise/)
- [ジャンプロープ](/term/jump_rope/)(縄跳び)
これらの種目では、動作範囲を広く取り、ゆっくりとコントロールされた動きで行うことが推奨される。
## 柔軟性とケア
腓腹筋が硬くなると、アキレス腱炎やシンスプリント、足底筋膜炎のリスクが高まるため、[ストレッチ](/term/stretching/)や[マッサージ](/term/massage/)などのケアも重要である。
## 関連項目
- [ヒラメ筋](/muscle/soleus/)
- [下腿三頭筋](/muscle/triceps_surae/)
- [アキレス腱](/term/achilles_tendon/)
- [スタンディングカーフレイズ](/term/standing_calf_raise/)
- [カーフトレーニング](/term/calf_training/)