# 腸肋筋

**腸肋筋**は、[脊柱起立筋](/muscle/erector_spinae/)を構成する3つの筋のうち最も外側に位置する筋である。腰から首にかけて縦方向に走行し、体幹の伸展や側屈に関与する。腸肋筋は位置により腰腸肋筋、胸腸肋筋、頸腸肋筋の3部に分けられる。

## 解剖
- **腰腸肋筋**:腸骨稜や仙骨から起こり、下位肋骨に付着  
- **胸腸肋筋**:下位肋骨から起こり、上位肋骨に付着  
- **頸腸肋筋**:上位肋骨から起こり、頸椎横突起に付着  

## 主な作用
- 脊柱の伸展(背中を反らす)  
- 片側収縮による体幹の側屈  
- 姿勢保持の補助  

## トレーニング
腸肋筋は[デッドリフト](/term/deadlift/)、[バックエクステンション](/term/back_extension/)、[グッドモーニング](/term/good_morning/)などで強化できる。体幹の安定性を高めるため、補助筋としての役割も大きい。

## 注意点
- 腰椎に負荷がかかる種目ではフォームを崩さない  
- 過度な可動域や反動を使わない  
- 腹圧を保つことで腰部の保護につながる  

## 関連項目 
- [脊柱起立筋](/muscle/erector_spinae/)  
- [最長筋](/muscle/longissimus/)  
- [棘筋](/muscle/spinalis/)