肩甲挙筋

肩甲挙筋(levator scapulae)は、首から肩甲骨にかけて存在する筋肉で、肩甲骨を上方に引き上げる(挙上する)主な筋の一つである。日常生活や姿勢、特に首や肩の緊張と深く関わっており、筋緊張やこりの原因にもなりやすい。

解剖学的位置

  • 起始:頸椎(C1〜C4)の横突起
  • 停止:肩甲骨の上角および内側縁の上部

主な作用

動作 説明
肩甲骨の挙上 肩をすくめるような動作で活動
肩甲骨の下方回旋 上腕の下制時に肩甲骨の内側を下に回す動作
頸部の側屈・回旋 頸部固定時には肩甲骨を動かすが、肩甲骨固定時には首を回したり傾けたりする動作に寄与

関連筋群との協働

肩甲挙筋は以下の筋肉と協力して肩甲骨の位置や動作を調整する:

臨床・トレーニング上の重要性

姿勢不良との関係

  • 長時間のデスクワークやスマートフォン操作によって、肩甲挙筋が常に緊張状態になることがある
  • 猫背姿勢や頭部前方位姿勢によって過活動を起こし、筋緊張や肩こりの原因となる

筋緊張の緩和・予防法

肩甲挙筋を意識するエクササイズ例

関連項目