菱形筋
菱形筋(りょうけいきん)は、肩甲骨の内側に位置する筋肉で、肩甲骨を内側(脊柱方向)に引き寄せる働きを持つ。大菱形筋(rhomboid major)と小菱形筋(rhomboid minor)の2つから構成される。
解剖学的位置
- 小菱形筋:第6~第7頸椎から肩甲骨内側上部に付着。
- 大菱形筋:第1~第4胸椎から肩甲骨内側下部に付着。
- どちらも僧帽筋の深層に位置し、背中の上部にある。
主な作用
- 肩甲骨の内転(内側に引き寄せる)
- 肩甲骨の挙上
- 肩甲骨の下方回旋
- 姿勢の保持(猫背予防に関与)
トレーニングとリハビリ
菱形筋はデスクワークや猫背姿勢で機能低下しやすいため、意識的な強化とストレッチが必要である。
強化に効果的な種目
ストレッチ
- 両手を前方で組み、背中を丸めるようにして肩甲骨を広げる。
- 胸部の大胸筋をストレッチすることで相対的に菱形筋の機能を高めやすくなる。
菱形筋の機能不全による影響
関連項目