# バランス能力
**バランス能力**とは、身体の重心を支持基底内に安定して保ち、外的または内的な揺らぎに対して姿勢を制御・修正する能力を指す。静止時および動作中の両方において必要とされる、[運動制御](/term/motor_control/)の一側面である。
## 種類
バランス能力は大きく分けて以下の2種類に分類される:
- **静的バランス能力**:静止した姿勢を保つ能力。例:片脚立ち。
- **動的バランス能力**:動作中に姿勢を制御する能力。例:[歩行](/term/gait/)、[ジャンプ](/term/jump/)、[方向転換](/term/change_direction/)。
## 関連する身体要素
バランス能力の維持・向上には以下の要素が密接に関与する:
- [前庭器官](/term/vestibular_system/)
- 視覚情報
- [固有受容感覚](/term/proprioception/)
- [筋力](/term/muscle_strength/)
- [神経筋制御](/term/neuromuscular_control/)
## トレーニング方法
- 不安定な面(バランスボール、バランスディスクなど)でのエクササイズ
- 目を閉じた状態での姿勢維持
- 方向転換や片脚支持を含む動作
- [プライオメトリクス](/term/plyometrics/)や[アジリティトレーニング](/term/agility_training/)による応用的動作練習
## バランス能力の重要性
高いバランス能力は、転倒リスクの低下やスポーツにおけるパフォーマンス向上に寄与する。また、高齢者においては日常生活動作の安全性と自立性を保つためにも不可欠である。
## 関連項目
- [運動制御](/term/motor_control/)
- [神経筋制御](/term/neuromuscular_control/)
- [前庭器官](/term/vestibular_system/)
- [固有受容感覚](/term/proprioception/)
- [筋力](/term/muscle_strength/)
- [アジリティトレーニング](/term/agility_training/)