# ペンドレイロー

ペンドレイローは、[ベントオーバーローイング](/term/barbell_forward_rowing/)の一種であり、バーベルを床から引き上げて一回ごとに床に戻すスタイルの[ローイング系種目](/term/rowing_exercise/)である。爆発的な引き上げ動作と厳格なフォームが特徴で、パワーと筋力を同時に養う目的で活用される。

## 概要

ペンドレイローは、アメリカのウエイトリフティングコーチ「グレン・ペンドレイ」によって広く知られるようになった種目である。通常の[バーベルローイング](/term/barbell_rowing/)と異なり、1回ごとに床に完全にバーベルを置くため、毎回デッドスタートから引き上げる形となる。これにより反動を抑え、正確なフォームと最大限の力発揮を求められる。

## 主な動員筋

- [広背筋](/muscle/latissimus_dorsi/)
- [僧帽筋](/muscle/trapezius_muscle/)
- [菱形筋](/muscle/rhomboid/)
- [三角筋後部](/muscle/posterior_deltoid/)
- [脊柱起立筋](/muscle/erector_spinae/)
- [前腕](/term/forearm/)

## 実施方法

1. バーベルを床に置き、[デッドリフト](/term/deadlift/)のようにセットアップする。
2. 足は肩幅程度、膝をやや曲げ、股関節から上体を前傾させる。
3. 背中をまっすぐに保ち、胸を張ってバーを握る。
4. 反動を使わず、肘を後方に引きつけながら素早くバーベルをみぞおち方向に引き上げる。
5. バーが胸に届いたら、すぐに床に戻す。
6. 毎回動作をリセットしながら繰り返す。

## 特徴と効果

- 動作のたびに床からスタートするため、反復動作によるフォームの崩れが起きにくい。
- 引き上げ時の加速が求められるため、[神経筋制御](/term/neuromuscular_control/)の向上にも効果的。
- 他のローイング種目と比べて、高い[実用的な筋力](/term/functional_strength/)を養うことができる。

## 注意点

- 背中を丸めず、正しい[脊柱起立筋](/muscle/erector_spinae/)の使い方を意識する。
- 高重量を扱うときは[リフティングベルト](/term/lifting_belt/)の使用を検討する。
- 各レップでのセットアップに時間をかけて、フォームの維持を重視する。

## 関連項目

- [ローイング系種目](/term/rowing_exercises/)
- [バーベルローイング](/term/barbell_rowing/)
- [ベントオーバーローイング](/term/barbell_forward_rowing/)
- [広背筋](/muscle/latissimus_dorsi/)
- [リフティングベルト](/term/lifting_belt/)
- [神経筋制御](/term/neuromuscular_control/)
- [実用的な筋力](/term/functional_strength/)