# カロリー収支(Calorie Balance)

**カロリー収支**とは、**摂取カロリー**と**消費カロリー**の差を指す概念であり、体重管理やボディメイクにおいて基本的かつ重要な指標である。体重の増減はこのバランスによって決まる。

## カロリー収支の3つの状態

1. **プラスのカロリー収支(オーバーカロリー)**  
   摂取カロリーが[消費カロリー](/term/calorie_expenditure/)を上回る状態。余剰エネルギーは脂肪または筋肉として体内に蓄積され、体重が増加する。[筋肥大](/term/muscle_hypertrophy/)を目的とする場合に活用される。

2. **マイナスのカロリー収支(アンダーカロリー)**  
   摂取カロリーが消費カロリーを下回る状態。エネルギー不足を補うために体脂肪や筋肉が分解され、体重が減少する。[減量](/term/fat_loss/)や[カット](/term/cutting_phase/)のフェーズで用いられる。

3. **ゼロカロリー収支(メンテナンス)**  
   摂取と消費がほぼ等しい状態。体重は維持される。[ボディコンディションの維持](/term/maintenance_phase/)に適している。

## カロリー収支の算出方法

カロリー収支を管理するには以下の2点が重要となる。

- **摂取カロリー**:食事や飲料によって体内に取り込むエネルギー。
- **消費カロリー**:[基礎代謝量](/term/basal_metabolic_rate/)、[身体活動量](/term/physical_activity_level/)、[運動](/term/exercise/)などによって消費されるエネルギー。

これらを元に次の式でカロリー収支を求めることができる。

 カロリー収支 = 摂取カロリー − 消費カロリー


## 体組成への影響

カロリー収支は単に体重だけでなく、[筋肉量](/term/muscle_mass/)や[体脂肪率](/term/body_fat_percentage/)にも影響を与える。たとえば、プラスの収支でも高たんぱく質かつ適切な[レジスタンストレーニング](/term/resistance_training/)を行えば、筋肉の増加が促される。逆に、マイナスの収支でも栄養不足や過度な[有酸素運動](/term/aerobic_exercise/)によって筋肉が減ることがある。

## 調整の実践

- **増量したい場合**:1日の消費カロリーに対して+200〜500kcalの摂取を目安とする。
- **減量したい場合**:1日の消費カロリーに対して−200〜500kcalの摂取が推奨される。
- **維持したい場合**:摂取カロリーを消費カロリーと等しく保つ。

## 関連項目

- [カロリー消費](/term/calorie_expenditure/)
- [筋肉量](/term/muscle_mass/)
- [体脂肪率](/term/body_fat_percentage/)
- [レジスタンストレーニング](/term/resistance_training/)
- [基礎代謝量](/term/basal_metabolic_rate/)
- [有酸素運動](/term/aerobic_exercise/)
- [減量](/term/fat_loss/)
- [筋肥大](/term/muscle_hypertrophy/)