機能的トレーニングとは、日常生活やスポーツ動作に必要な動きを再現・強化することを目的としたトレーニング手法である。身体のバランス、可動性、安定性、筋力、持久力、協調性などを包括的に向上させる点が特徴である。
機能的トレーニングは、単一の筋肉を分離して鍛えるのではなく、複数の筋肉群を連動させて鍛えるコンパウンド種目を多く含む。また、実際の動作に近い形で行うことから、動作効率や運動パフォーマンスの向上に寄与する。
機能的トレーニングは、単なる筋肥大や筋力の増強を目的とするのではなく、「使える筋肉」を作ることを重視する点において、伝統的なウェイトトレーニングやアイソレーション種目と区別される。
機能的トレーニングでは正しいトレーニングフォームが極めて重要であり、誤ったフォームで行うと効果が減少するだけでなく、怪我のリスクが増す。必要に応じてトレーナーの指導を受けることが望ましい。