# 機能的トレーニング(Functional Training)
**機能的トレーニング**とは、日常生活やスポーツ動作に必要な動きを再現・強化することを目的とした[トレーニング](/term/training/)手法である。身体のバランス、可動性、安定性、筋力、持久力、協調性などを包括的に向上させる点が特徴である。
## 特徴
機能的トレーニングは、単一の筋肉を分離して鍛えるのではなく、複数の筋肉群を連動させて鍛える[コンパウンド種目](/term/compound_exercises/)を多く含む。また、実際の動作に近い形で行うことから、動作効率や運動パフォーマンスの向上に寄与する。
## 主な目的
- 日常動作(立つ・座る・持ち上げる・歩くなど)の効率改善
- スポーツにおけるパフォーマンス向上
- [姿勢](/term/posture/)の安定化と[体幹](/term/core/)の強化
- [怪我](/term/injury/)の予防とリハビリテーション
## よく用いられる種目
- [スクワット](/term/squat/)
- [ランジ](/term/lunge/)
- [プランク](/term/plank/)
- メディシンボールを用いた回旋運動
- 不安定な環境でのバランスエクササイズ(例:バランスボール)
## 機能的トレーニングと他のトレーニングとの違い
機能的トレーニングは、単なる[筋肥大](/term/hypertrophy/)や[筋力](/term/strength/)の増強を目的とするのではなく、「使える筋肉」を作ることを重視する点において、伝統的な[ウェイトトレーニング](/term/resistance_training/)や[アイソレーション種目](/term/isolation_exercise/)と区別される。
## 注意点
機能的トレーニングでは正しい[トレーニングフォーム](/term/training_form/)が極めて重要であり、誤ったフォームで行うと効果が減少するだけでなく、[怪我](/term/injury/)のリスクが増す。必要に応じて[トレーナー](/term/trainer/)の指導を受けることが望ましい。
## 関連項目
- [トレーニング](/term/training/)
- [コンパウンド種目](/term/compound_exercises/)
- [筋力](/term/strength/)
- [トレーニングフォーム](/term/training_form/)
- [体幹](/term/core/)