# 筋原線維
**筋原線維**とは、[骨格筋](/term/skeletal_muscle/)細胞(筋線維)の内部に多数存在する細長い構造であり、筋収縮の基本単位である[サルコメア]が直列に並んで構成されている。筋原線維は、筋肉が力を発揮するために不可欠な構造である。
## 構造
筋原線維は主に以下のような[筋フィラメント]で構成されている:
- **アクチン**:細いフィラメント(薄フィラメント)であり、主にI帯とA帯の外側に存在する。
- **ミオシン**:太いフィラメント(厚フィラメント)であり、A帯の中央に分布する。
これらのフィラメントが規則正しく並ぶことで、横縞模様が形成される。この構造が[横紋筋]の特徴である。
## サルコメアとの関係
[サルコメア]は筋原線維の収縮単位であり、Z線からZ線までの区間を指す。筋収縮は、アクチンとミオシンの間で生じる滑り運動により生じる。この滑り運動によって筋原線維が短縮し、それが[筋収縮](/term/muscle_contraction/)として現れる。
## 機能
筋原線維の主な機能は、筋細胞の収縮を実現することである。そのために必要なエネルギーは主に[ATP](/term/atp/)によって供給される。また、収縮は[活動電位](/term/action_potential/)により引き起こされ、[神経筋接合部](/term/neuromuscular_junction/)を介して[運動ニューロン](/term/motor_neuron/)からの信号を受けて開始される。
## 関連項目
- [骨格筋](/term/skeletal_muscle/)
- [筋収縮](/term/muscle_contraction/)
- [ATP](/term/atp/)
- [神経筋接合部](/term/neuromuscular_junction/)
- [活動電位](/term/action_potential/)
- [運動ニューロン](/term/motor_neuron/)
- [サルコメア](/term/sarcomere/)