筋原線維とは、骨格筋細胞(筋線維)の内部に多数存在する細長い構造であり、筋収縮の基本単位であるサルコメアが直列に並んで構成されている。筋原線維は、筋肉が力を発揮するために不可欠な構造である。
筋原線維は主に以下のような筋フィラメントで構成されている:
これらのフィラメントが規則正しく並ぶことで、横縞模様が形成される。この構造が横紋筋の特徴である。
サルコメアは筋原線維の収縮単位であり、Z線からZ線までの区間を指す。筋収縮は、アクチンとミオシンの間で生じる滑り運動により生じる。この滑り運動によって筋原線維が短縮し、それが筋収縮として現れる。
筋原線維の主な機能は、筋細胞の収縮を実現することである。そのために必要なエネルギーは主にATPによって供給される。また、収縮は活動電位により引き起こされ、神経筋接合部を介して運動ニューロンからの信号を受けて開始される。