# タイヤフリップ
タイヤフリップとは、大型のトラクター用タイヤを地面から持ち上げて前方へ転がす[ストロングマン競技](/term/strongman_training/)の一種である。この動作は爆発的な[全身トレーニング](/term/full_body_training/)となり、筋力・瞬発力・動作連携のすべてを試す種目として知られる。
## 動作の特徴
タイヤフリップは以下の3段階から成る:
1. **リフト**:しゃがんだ状態から両手でタイヤを下部から支え、[股関節伸展](/term/hip_extension/)を主として地面から持ち上げる。
2. **ドライブ**:持ち上げたタイヤを胸付近まで押し上げ、前方へ押すように移行する。
3. **フリップ**:膝や手を使ってタイヤを転がす。
これらの動作において、正しいフォームと一連の動作の連動性が求められる。
## 使用される筋群
タイヤフリップでは以下の主要筋群が総動員される:
- [ハムストリングス](/muscle/hamstrings/)
- [大臀筋](/muscle/gluteal_muscles/)
- [脊柱起立筋群](/muscle/erector_spinae/)
- [広背筋](/muscle/latissimus_dorsi/)
- [僧帽筋](/muscle/trapezius/)
- [前腕](/term/forearms/)
- [腹筋群](/muscle/abdominals/)
- [大腿四頭筋](/muscle/quadriceps/)
また、タイヤが不規則な形状をしているため、[抗回旋力](/term/anti_rotation/)や[姿勢保持力](/term/postural_control/)も重要となる。
## 技術的ポイント
- **スタートポジション**:腰を落とし、胸を張り、背中を丸めすぎない。
- **手の位置**:手はタイヤの下側にしっかり差し込み、引くというより押すような感覚を持つ。
- **動作の連続性**:途中で止まると負荷が増すため、一気に連動させることが望ましい。
## トレーニングへの応用
タイヤフリップは、[実用的な筋力](/term/functional_strength/)と[爆発的パワー](/term/explosive_power/)を養うために優れており、特にアスリートや[ストロングマン競技](/term/strongman_training/)の選手が採用している。屋外でも実施可能な点も魅力の一つである。
## 関連ページ
- [ストロングマン競技](/term/strongman_training/)
- [全身トレーニング](/term/full_body_training/)
- [抗回旋力](/term/anti_rotation/)
- [姿勢保持力](/term/postural_control/)
- [前腕](/term/forearms/)
- [ハムストリングス](/muscle/hamstrings/)
- [大臀筋](/muscle/gluteal_muscles/)
- [広背筋](/muscle/latissimus_dorsi/)
- [脊柱起立筋群](/muscle/erector_spinae/)
- [腹筋群](/muscle/abdominals/)
- [大腿四頭筋](/muscle/quadriceps/)
- [股関節伸展](/term/hip_extension/)
- [実用的な筋力](/term/functional_strength/)
- [爆発的パワー](/term/explosive_power/)