肩甲帯周辺筋群(scapular girdle muscles)は、肩甲骨と体幹・上腕骨を結ぶ筋肉群であり、肩関節の安定性・可動性を支える重要な役割を果たす。これらの筋群の強化と柔軟性の確保は、トレーニングの効率化や怪我の予防、姿勢改善にとって不可欠である。
肩甲帯は、解剖学的には鎖骨・肩甲骨・胸骨上部から構成され、以下のような複数の関節と連動して機能する。
| 筋名 | 主な機能 |
|---|---|
| 僧帽筋(trapezius) | 肩甲骨の挙上・下制・内転・上方回旋 |
| 菱形筋(rhomboids) | 肩甲骨の内転・下方回旋 |
| 前鋸筋(serratus anterior) | 肩甲骨の外転・上方回旋、安定化 |
| 肩甲挙筋(levator scapulae) | 肩甲骨の挙上・下方回旋 |
| 小胸筋(pectoralis minor) | 肩甲骨の下制・前傾 |
| 広背筋(latissimus dorsi) | 肩甲骨の下制、上腕の伸展・内転 |
| 大円筋・小円筋(teres major/minor) | 肩関節の内外旋・安定化補助 |
肩甲帯周辺筋群の強化は以下の目的で行われる: