脂質代謝とは、体内における脂質の分解・合成・運搬・蓄積に関する一連の生理的過程を指す。脂質は主にエネルギー源として利用されるほか、細胞膜の構成要素やホルモン合成の材料としても重要である。
脂質は三大栄養素の一つであり、摂取後は小腸で吸収され、リポタンパク質の形で血流を介して全身へ運ばれる。必要に応じて脂肪酸や中性脂肪として分解・蓄積される。
摂取と吸収
食事中の脂質は膵リパーゼなどの酵素によって分解され、小腸から吸収される。
酸化(β酸化)
脂肪酸はミトコンドリアでβ酸化を受け、ATP産生に寄与する。
長時間の有酸素運動では、脂質代謝が主要なエネルギー供給源となる。特に、運動強度が中程度以下の場合、糖質よりも脂質の利用率が高まる。これにより体脂肪減少や持久力向上が期待される。