遅発性筋肉痛(Delayed Onset Muscle Soreness)

遅発性筋肉痛(ちはつせいきんにくつう)とは、運動後12〜72時間後に発生する筋肉の痛みや張りを指す。英語ではDOMS(Delayed Onset Muscle Soreness)と呼ばれる。特にレジスタンストレーニングエキセントリック収縮を含む運動でよく生じる。

特徴

  • 痛みのピークは運動後24〜48時間に現れる
  • 初心者や久しぶりに運動を行った際に起こりやすい
  • 筋損傷に伴う自然な反応であり、病的ではない
  • 痛みは数日で自然に軽減・消失する

原因

主な原因は、筋繊維の微細な損傷や、それに伴う炎症反応である。特に筋肉が伸ばされながら力を発揮するエキセントリック動作(例:スティフレッグデッドリフトスクワットの下降局面)によって生じやすい。

対処法と予防

対処法

  • 軽い有酸素運動(血流を促す)
  • 温熱療法(温泉・入浴・ホットパック)
  • ストレッチ(軽めに)
  • 適切な栄養と休息

予防法

  • 運動前のウォームアップと動的ストレッチ
  • 初めての種目・高強度トレーニングは徐々に強度を上げる
  • 筋肉量筋力の向上と共に、筋肉は刺激に対して順応する

遅発性筋肉痛とトレーニング

DOMSがある状態でのトレーニングは、フォームの乱れやケガのリスクにつながる場合がある。ただし、軽度であればアクティブリカバリーとして軽い運動を行うのは有効である。

関連用語