プライオメトリクストレーニングとは、筋肉が伸張された直後に短縮するという動作を利用し、筋出力やパワーを高めるトレーニング法である。英語では "plyometric training" と呼ばれ、瞬発力や敏捷性の向上を目的とした競技者向けのトレーニングに多く用いられる。
プライオメトリクスは、ストレッチ・ショートニング・サイクル(SSC)と呼ばれる生理学的過程に基づいている。SSCは以下の3段階で構成される。
伸張期(エキセントリック局面)
筋肉が引き伸ばされる段階。例:着地時に大腿四頭筋が伸張される。
移行期(アモータイズ局面)
伸張から短縮への切り替えが行われる短時間の局面。この時間が短いほど効果的である。
短縮期(コンセントリック局面)
筋肉が収縮して力を発揮する段階。例:ジャンプの跳び上がり動作。
これらの種目は、地面からの反発力(床反力)を利用しながら素早い動作を繰り返すことで、爆発的な筋出力を養うことができる。