姿勢評価(postural assessment)は、身体のアライメント(整列状態)や筋骨格バランスを確認し、姿勢不良や潜在的な問題点を見つけるための観察・分析手法である。フィットネス、リハビリ、スポーツ分野において、トレーニングプログラムや介入計画を立てる上で極めて重要な基礎情報となる。
立位や座位などの静止状態における姿勢を観察し、以下の点を確認する:
スクワット、ランジ、腕の挙上、片足立ちなどの動作を行い、動きの癖や制限を確認する。
| 姿勢タイプ | 特徴 | 関連する筋バランス |
|---|---|---|
| 頭部前方位 | 頭が前に突き出ている | 僧帽筋上部・胸鎖乳突筋の過緊張など |
| 巻き肩 | 肩が前方に巻き込まれている | 大胸筋の短縮、背筋群の弱化 |
| 猫背(胸椎後弯) | 背中が丸まり、肩が前に出る | 脊柱起立筋の弱化、腹筋の過緊張 |
| 骨盤前傾 | 骨盤が前に傾き、腰が過度に反る | 腸腰筋、脊柱起立筋の過緊張など |
| 骨盤後傾 | 骨盤が後ろに傾き、腰の反りが消失している | ハムストリングス・腹直筋の短縮など |