中臀筋

中臀筋は、臀部の外側に位置する筋肉で、大臀筋のやや深層に存在する。歩行や走行、片脚での動作時に骨盤の安定を保つ重要な役割を果たしている。

位置と構造

中臀筋は、腸骨の外側面から起始し、大腿骨大転子に停止する。三角形に近い形状をしており、股関節を取り巻く筋群の中で特に骨盤安定性に貢献している。

主な作用

  • 股関節の外転(脚を外側に開く動き)
  • 股関節の内旋(前部線維)
  • 股関節の外旋(後部線維)
  • 片脚立ち時の骨盤の水平保持(歩行時の安定に不可欠)

中臀筋が弱化すると、歩行時に骨盤が左右に揺れる「トレンデレンブルグ徴候」が見られることがある。

トレーニング方法

中臀筋は、股関節外転や片脚支持の動作を通じて効果的に鍛えられる。

代表的な種目:

機能と重要性

中臀筋は下肢のアライメントを保ち、膝関節や腰部への負担を軽減する機能を持つ。また、スポーツパフォーマンスの向上や腰痛予防にも関係が深く、体幹トレーニングの一環として重視される筋肉である。

関連筋群